富樫 佳織(メディア・情報学者)


富樫 佳織(とがし かおり)

学習院大学法学部卒業。早稲田大学商学研究科修了(MBA)。NHK(日本放送協会)、放送作家、WOWOWでのプロデューサーを経て研究者・大学教員に転身。現在、京都精華大学 准教授。

専門は、ビジネスモデル、イノベーション・プロセス、コンテンツビジネス、マーケティング。

 

映像プロデューサーとしてキャリアをスタート。世界中のテレビ番組制作者や放送業界関係者を対象とした賞である「国際エミー賞」のアート番組部門ファイナリストや、第2回衛星放送協会オリジナル番組アワード中継番組部門最優秀番組、映文連アワード2013「ソーシャルコミュニケーション部門」部門優秀賞などを受賞。

 

根っからの勉強、研究好きが高じて研究者へ転身。身を置いてきたメディア、エンタテインメント世界からビジネスやDX、UXというような多様な視点で広い領域を研究、考察するようになる。現在は、大学で教鞭をとりながら、書籍やコラムの執筆、セミナー講師、産学共同研究などを積極的に展開。

メディア、エンタテインメント業界のDXにともなうビジネスモデル変化、コンテンビジネスの構造分析、UX(ユーザーが商品やサービスを通じて得られる体験)戦略や評価、イノベーションの喚起、産学連携プロジェクトのマネジメントなどについて分かりやすくかつ示唆に富んだ解説が高い評価を得ている。

 

また、研究と大学での教鞭の体験を通じて、現代が抱えるコミュニケーションの進化や課題についても近年研究を進めている。目下、“エンジニア、アート人材へのビジネス教育”“Z世代”とのコミュニケーション術などについての考察を深めている。

主な著書に『ビジネスフレームワークの教科書』(2024年、SBクリエイティブ)、『この一冊で全部わかる ビジネスモデル』(2020年、SBクリエイティブ)、『文系学生のための企業研究』(2021年、中央経済社)、『やわらかロジカルな話し方』(2017年、クロスメディア・パブリッシング)。


講演テーマとコメンテート領域の主なキーワード

・メディア・エンタテインメント・DX・UX・マネジメント・イノベーション・ビジネスモデル・コミュニケーション・産学連携・デザイン経営・教育・エンジニア・エンカレッジ・働き方改革など


話題となった連載記事


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